伽耶 須恵器 波状文 長頸壺
(三国時代 5世紀)

商品番号 2486
ご売約、ありがとうございました

高さ 約21.5cm/胴径 約16.5cm/口径 約14cm

口辺から約7cmの窯傷があります。状態は写真でご確認ください。

須恵器は4世紀頃、朝鮮半島で焼き始められた硬質陶器(b器)です。耐水性があるので祭祀用などの祭器として使用され、日本には4世紀後半に伝来、5世紀中頃には国内生産が始まりました。本品は5世紀頃、伽耶地域が日本人に任那と呼ばれていた時代の台付波状文土器。新羅に併合される前の作品です。参考写真のような様式で祭祀に使用されていたのでしょう。胴部に自然釉がかかっているので、温かみのある優しい作品に仕上がっています。秋にススキなどを活けると映えるでしょう。










参考写真
「東京国立博物館 伽耶文化展」

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