筑後一ノ瀬焼(朝田焼)染付 山水文 輪花なます小皿 5枚
(福岡 江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2478
送料込み 6,000円

口径 約12cm/高さ 約3cm/高台径 約7cm

4客完品、1客に約3cmのニュウが2本あります。状態は写真でご確認ください。

筑後一ノ瀬焼は、福岡県うきは市浮羽町朝田一ノ瀬で製作された陶磁器です。浮羽地方は古代文化の栄えた土地で景行天皇の行在宮があったと言われ、豊かな文化圏を形成してきました。本品は染付の山水文小皿。目跡があるので日常雑器として製作されたのでしょう。一ノ瀬焼にはいつくか窯があったようで伊万里焼のように質の高い焼物、本品のような日常雑器、日常陶器類を生産していたようです。呉須の色が薄い水色なので独特な雰囲気があります。くらわんかとは違う質の素朴な民芸調の磁器作品。普段使いの食器としてお楽しみください。














参考写真
「平凡社 日本やきもの集成12 九州U」


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