高屋焼 染付 花幾何学文 向付5客
(兵庫 江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2474
ご売約、ありがとうございました

高さ 約6cm/口径 約8.5cm/高台径 約4.3cm

3客甘手陶器質、1客にトリアシ、それぞれ見込みにフリモノがあります。状態は写真でご確認ください。

高屋焼は天保元年(1830年)、兵庫県豊岡市高屋に開かれた磁器窯です。高屋は近接する出石焼群に属し、近畿、山陰方面の磁器需要を満たしました。本品は染付の花幾何学文向付。本作の魅力は何と言ってもかわいい絵付けです。渦巻模様の書き方から、後に伊達藩に移住し、切込焼を勃興させた一派の絵師が高屋時代に描いた作品だと推測できます。見込みに描かれている花の銘も愛らしいですね。各品の出来具合が違うのも愛嬌の一つ。気軽に使うことができるカジュアルな向付です。普段使いの食器としてお楽しみください。
















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