浦富焼 染付 山水・家屋文 三段重
(鳥取 江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2473
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20cm/横幅 12.5cm角

1段の角にニュウ、最下段の高台に直し、それぞれに2〜4mmのアタリ傷があります。状態は写真でご確認ください。

浦富焼は安政二年(1855年)、鳥取県岩美郡岩美町浦富に開かれた窯です。活動期には鳥取藩の支援を受けましたが、元治元年(1864年)に民窯となり、簡単な染付をした日常雑器を生産しました。本品は民窯になる以前に作られた染付山水文三段重。参考写真を見ると、本作の絵付師が家並みを描くことが好きだったというと特徴を感じられでしょう。大量の呉須を使い、多くの家屋が描いていますが、これほど民家を描いた染付作品は個性的で、ある意味、希少性のある珍品です。山陰の磁器作品を堪能してください。










↑2oのアタリ

↑3oのアタリ

↑4oのアタリ

↑4oのアタリ

↑↓約5cmのニュウ


↑4oのアタリ

↑4oのアタリ

展開図


参考写真
「平凡社 日本やきもの集成」


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