伊達焼 灰釉 切立
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2426
ご売約、ありがとうございました

高さ 約25cm/口径 約18.5cm〜19.5cm

口辺に約1.3cmの削げと約10cmのニュウ、高台に使用傷があります。状態は写真でご確認ください。

伊達焼は福島県伊達郡伊達町の北、「瀬戸場」と呼ばれた桑折町で生産された焼物です。作品は宮城県の堤焼や福島県の相馬焼の作品と類似し、各地域の窯場との交流があったことを推測させます。本品は雪のような白い灰釉が掛かった切立(円筒形の焼物)。水甕や味噌、漬物の保存など、多目的な容器として使用されました。雪が積もった東北の冬を思い起こさせる美しい民芸品です。











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