会津本郷焼 白釉 徳利
(明治時代 19世紀中頃) 商品番号 2421
高さ 約29cm/胴径 約18.5cm 口辺に約7oのアタリ、高台に窯傷がありますが、大きな割れ、欠け、水漏れはありません。状態は写真でご確認ください。 会津本郷焼は1800年、磁器焼成に成功した東北で最初の窯です。幕末には藩の後押しによって一部、磁器生産が産業化されますが、庶民は陶器窯で作られた徳利やにしん鉢などの雑器を使用しました。本品は庶民が使った雑器の白釉徳利。東北地方の窯では灰釉の白釉徳利が多数作られていますが、本品は会津本郷焼らしさがよく出た徳利に仕上がっています。柔らかい釉調に温かみがあり、満月のような雰囲気があります。造形も釉調も美しい作品。インテリア。花器としてお楽しみください。 | ||
参考写真「みちのく陶庫 日本の古徳利」 |