伊賀焼 緑釉 徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 2411
高さ 約31.5cm/胴径 約11.5cm 高台に2.2cmの欠けがあります。状態は写真でご確認ください。 伊賀焼丸柱窯は江戸初期、藤堂高虎が三重県上野市に開いた窯です。江戸時代中期に廃窯しましたが、18世紀中頃再興され、主に雑器を焼く窯として活動しました。本品は江戸時代後期、丸柱窯で作られた緑釉徳利。明治時代の一時期、緑釉等は小杉焼なども生産され、人気を博したようです。丸柱窯で作られた雑器は軟陶のため破損しやすく、信楽焼の徳利に比べると圧倒的に残存数が少ないようです。シンプルなデザイン、色が魅力。存在感のある、鑑賞に耐えうる徳利です。 | ||
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