再興九谷焼 蓮代寺窯 青手 たこ唐草 徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2391
ご売約、ありがとうございました

高さ 約18.5cm/胴径 約8.5cm
口径 約3cm/高台径 約5.5cm
容量 約500cc(約2合半)

口辺に釉ハゲがありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

蓮代寺窯は1850年頃、石川県小松市蓮代寺町に開かれた窯です。この窯は再興九谷の復興に関わり、窯が閉鎖された後も多くの陶工が石川各地の窯に広がって活躍しました。本作は六角形の造形の上に唐草文、幾何学文が丁寧に描かれた2合半のこなから徳利。青や黄色、紫の釉薬を多用している割に、落ち着いた渋い感じのする作品です。江戸時代の陶器の酒器は残存数が少なく、蓮代寺窯は慶應年間(1868年頃)に廃窯しているので作品が残っているだけで貴重です。本作に石川県の日本酒を入れて楽しむと味わいも深まるでしょう。










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