広東窯 白磁 陰刻青海波文 茶碗
(南宋時代 13世紀)

商品番号 2389
送料込み 40,000円

口径 約17.5cm/高さ 約7.8cm/高台径 約6cm

高台に若干アタリがありますが、大きな割れ、欠けはありません。総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

広東窯は広東省各地に点在する石湾窯、潮州窯、西村窯などの総称です。唐時代より青磁が制作され、北宋時代になると白磁や青みを帯びた青白磁も作られるようになりました。作品は広州や潮州の港から東南アジアへ輸出され、各地で使用されました。本品は広東窯特有のやや緑色を帯びた釉薬のかかる白磁茶碗。形を見ると13世紀頃、東アジア全域で流行した端反りの造形をしています。見込みに青海波の印刻があり、景徳鎮の作品との共通性を感じさせてくれます。他の地域の作品と比べても繊細です。あまり市場に出てこないタイプの貴重な作品です。








参考写真
「愛知中国古陶磁研究会 白いやきものを楽しむ」


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