陶胎漆器 金蒔絵 藤・丸に鬼梶の葉文 茶入
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2361
ご売約、ありがとうございました

高さ 約8cm/胴径 約7cm/口径 約4.5cm
保存箱付き

口辺に4カ所の直し、底部の漆に若干のヒビがありますが、全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

緑釉が施された陶器に黒漆を塗り、その上に金で蒔絵をした手の込んだ茶入です。梶は諏訪、藤は鹿島に関係があるので、武氏を祀る神道関係者の注文品とも考えられます。信州や関東周辺に勢力を持った相当古い旧家の注文品でしょう。基礎が陶器なので芯部は美濃、漆器は北陸地方のものだと推測できます。日本の工芸の粋を集めたような作品です。茶入の他、観賞用の古玩としても楽しめるでしょう。陶芸と漆芸がミックスされたお洒落な作品。日本の歴史を感じさせてくれる茶入です。











上へ戻る     閉じる