源内焼 舟形 取っ手付 菓子器
(江戸時代中期 19世紀後半) 商品番号 2360
高さ 約6.7cm/口径 約21cm×10.5cm 口辺に約6cm×2.5cmの直し、2.5cmのカンニュウ、使用による小アタリがあります。状態は写真でご確認ください。 源内焼は、四国の高松藩で平賀源内によって18世紀後半に始められた交趾焼に似た焼物です。高松藩主は水戸徳川家の流れの譜代の名門、源内に企画させて作品を製作させました。源内焼は御用窯だったので一般的に作品は市場で売買されていません。本品は銀食器のソース入れを模倣して江戸時代に作られた珍しい作品。それを日本の収集家が菓子器に見立てたようです。江戸時代のヨーロッパとの交流を垣間見せてくれる貴重な作品です。南蛮人コレクターの方にもお勧め。観賞用、菓子器としてお楽しみください。 | ||
参考写真 |