黒陶 幾何学文 瓶
(ラオス 13世紀)

商品番号 2353
送料込み 18,000円

高さ 約26cm/胴径 約16cm
口径 約4cm/高台径 約8.5cm

口辺に1ヵ所、胴下部の全体に直しがあります。状態は写真でご確認ください。

20世紀後半からミャンマーやラオスで発掘作業が進められ、新しい中世陶器が数多く発見されました。本品はラオスの北部バン・サンハイで作られた素焼きの黒陶、幾何学文瓶。造形がタイのハリプンチャイの作品と似ているので、製作時、この地域で流行していたデザインだったと考えられます。ラオス(1353年)はナンチャオ王国(南詔、チベット‐ビルマ族)の跡を継いだ王朝ですが、様々な民族が混ざり合って独特の文化を形成しています。エキゾチックな魅力があるラオス陶器です。









参考写真
富山佐藤美術館
「特別展 東南アジア古陶磁展」
ラオス黒陶水壺 サコーンナコーン文化センター所蔵

愛知県立陶磁資料館
「企画展 東南アジアのやきもの」
ハリプンチャイ


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