八代焼 人形手 茶碗
(江戸時代後期 1800年頃)

商品番号 2319
ご売約、ありがとうございました

口径 約13cm/高さ 約6cm/高台径 約4.5cm
保存箱付き

経年の汚れ、茶渋が着いています。銘が入っていますが作家名は不明です。状態は写真でご確認ください。

八代焼は1632年、細川家が肥後・八代城(熊本県八代市)に入城して以来、御用窯として使用された窯です。作品には茶道具が多く、雑器を焼いた民間窯とは一線を画しています。本品は見込みに象形文字風のデザインが印刻された平茶碗。不思議な感じの馬や蝙蝠、鶏の印刻文が施されています。口辺に着いた茶渋が前所有者の本作への愛情を感じさせてくれます。侘茶の茶碗とは違った面白みのある作品です。カジュアルな普段使いの薄茶器としてお楽しみください。








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