越前焼 灰釉 二耳 おはぐろ壺
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 2315
高さ 約15.5cm/胴径 約16.5cm 1つの耳の一部に欠けがありますが、全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。 古代から中世にかけて米食をしていた日本人は虫歯を防ぐためにお歯黒をしていました。 江戸時代に入るとお歯黒は衛生上の理由よりも、化粧や風習のために一部の女性が行うようになります。 古美術界では、越前焼(福井県)の代表は「おはぐろ壺」というように、北陸は他の地方よりもお歯黒文化が盛んだったようです。 本品は江戸時代後期の典型的なおはぐろ壺。本品は爽やかな感じがあるので、季節を問わず花器として使用できると思います。花を活けてお楽しみください。 | ||
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