萩焼 御本茶碗
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2275
ご売約、ありがとうございました

口径 約14cm/高さ 約7.5cm/高台径 約4.5cm
共箱付き

口辺に約1.5cmのニュウと8mmの窯傷がありますが全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

萩焼は17世紀後半、大和三輪の陶工たちが萩に移住して開いた窯です。後に「休雪」の号をもらい、松本の地に窯を築いて萩焼を製作しました。土質は緻密で釉色は淡白に青を帯び、釉の止まるところが溜まりになります。本品は大徳寺高桐院、松永剛山の箱書きがある御本茶碗。高桐院は茶道で名を成した細川家の菩提寺なので、本品のような品の良い茶碗を使用しています。手に持つと茶碗から上品さが伝わってきます。釉薬の掛かり具合、高台の景色など見所の多い茶碗です。良品、上品さを感じながらお茶をいただいてください。









↑約8mmの窯傷がありますが内側に通っていません



↑↓約1.5cmのニュウがあります


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