宮部焼 黒釉 徳利
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2271
ご売約、ありがとうございました

高さ 約25.5cm/胴径 約17cm
口径 約4.5cm/高台径 約9.5cm

窯傷がありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

宮部焼(中尾焼)は文政元年(1818年)、今の岡山県久米郡久米町で生産された焼物です。窯を開く時、備前焼の陶芸家が指導にあたったと言われています。本品は備前風の土に黒釉が掛かっている渋めの徳利。宮部焼は地元の収集家にもあまり知られていないので、国焼がお好きな方でも本作を宮部焼だと認識できる方は少ないと思います。珍しい焼物なので、国焼、民芸ファンにお勧めです。色物の枝花、今だと寒椿を活けると映えるでしょう。







参考写真「日本やきもの集成9 山陽」

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