出石焼 染付 美人図 大徳利
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2270
ご売約、ありがとうございました

高さ 約37cm/胴径 約26cm/口径 約6cm

窯傷がありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

出石焼は江戸時代後期、兵庫県北部の出石藩内で白磁の鉱脈が発見されて開かれた窯です。開窯から伊万里焼の陶工の指導を受け、染付、色絵磁器などを生産しました。 本品は明治時代に作られた染付の手紙を読む娘図。はがきや便箋ではなく、巻き手紙であるところに時代を感じます。ハートの中に娘さんが描かれているので、恋人からの手紙を読んでいる情景を描いた作品だと思われます。文明開化と和風が融合しています。本品のような風俗画は極めて珍しく、女性像が描かれている徳利は珍品。資料的にも貴重な作品でしょう。








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