越前焼 壺
(江戸時代後期 1800年頃) 商品番号 2265 高さ 約30cm/胴径 約26.5cm 口辺に欠けがありますが、それ以外に大きな傷はなく、水漏れはありません。状態は写真でご確認ください。 越前焼は平安時代に福井県丹生郡織田町周辺に開かれた六古窯の一つです。北陸最大の窯場で、織田信長を輩出した織田家が経営した窯です。作風は常滑焼に類似していますが、越前焼の特徴は釉薬の艶の出方にあります。本品は江戸時代後期に製作された中型の壺。 種や銭入れに使用されていたのでしょう。いかにも越前焼という独特の釉薬が掛かっており、360度の景色を楽しむことができる表情の豊かな壺です。冬の枝物を活けると映えそうです。 | ||
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