伊万里焼 色絵 孔雀・東下り 大皿
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2262
送料込み 30,000円

口径 約46.5cm/高さ 約7cm/高台径 約24cm

金彩に若干のスレがありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

「東下り」は「伊勢物語」の中に描かれた古典文学です。9段から13段まで在原業平の段があり長年に渡って、絵画、芸術意匠、文学作品などとして表現されてきました。本作は、「時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ」(9段)と孔雀を組み合わせてデザインした磁器作品。巧みな幾何学と具象画がマッチし、繊細、丁寧に描かれているので画面が迫力のある作品に仕上がっています。時期的には春から夏を題材にした作品。このような作品を見た西洋人は日本の磁器技術の素晴らしさを感じたことでしょう。





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