薩摩焼 竜門司窯 三彩 花生
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2256
ご売約、ありがとうございました

高さ 約29.5cm/口径 約7cm/高台径 約12.5cm

経年の汚れがありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

竜門司焼は元禄時代、山元碗右衛門が薩摩に開いた窯です。以来300年間、桜島を望む加治木の地で、三彩、飴釉、蛇褐釉などの作品を作り続けています。 本品は江戸時代後期に作られた三彩の花生。波状文や盛り上がった釉薬が薩摩の外海を表しています。版画でいうと北斎のような感じがする陶芸です。このような作品がヨーロッパ美術に影響を与え、アールヌーボーを生み出させたのでしょう。華やかな雰囲気があるのでお正月に若松など飾ってください。








参考写真「平凡社 日本やきもの集成12 九州U」


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