志野焼 吹き墨 梅文 行燈皿
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2211
ご売約、ありがとうございました

口径 約22.5cm/高さ 約3.4cm/高台径 約11cm

口辺にアタリ傷やニュウが数か所、裏に約1.2cmのアタリがありますが、全体の雰囲気を損なうほどではありません。状態は写真でご確認ください。

志野焼は美濃地方で安土桃山時代、日本で初めて生産された白い陶器です。江戸時代後期になると美濃では志野風の雑器が生産されるようになります。本品は美濃で作られた志野焼の吹き墨梅文行燈皿。油染みがないので、行燈皿というよりも料理皿として使用されていたと考えられます。同じ雑器でも瀬戸焼の絵付け皿、行燈皿よりも残存数が少なく、上品な感じがします。温かみのある作品です。鑑賞用、料理を盛る食器(揚げ物、煮物を盛ると映えるでしょう)としてお楽しみください。








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