加藤高明 書 「松雲」
(大正時代 20世紀前半)

商品番号 2200
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 約26cm×19cm
軸サイズ 縦横 約125cm×31cm
共箱付き

紙本肉筆。経年の汚れや折れ、表装の下部に傷みがあります。状態は写真でご確認ください。

加藤高明(1860年〜1926年)は外務大臣、内閣総理大臣を務めた大正デモクラシーを代表する外交官、政治家です。総理時代、普通選挙法、治安維持法など重要な法律を成立させたことで有名です。本作は「松老い、雲は閨iしずか)にして曠然として自適す」という禅語を短く書いた「松雲」の書。世のわずらわしさを超越して生きる悠々自適の心境を表す言葉です。渋沢栄一をノーベル平和賞に推したり、西園寺公望が「一角の人物であった」と評価するなど一流の政治家だったらしく、魅力のある字を書いています。書を飾り、悠々自適な気分を味わってください。


上へ戻る     閉じる