鉄釉 幾何学文 鉢
(ペルシャ 13世紀)

商品番号 2103
ご売約、ありがとうございました

口径 約14.5cm/高さ 約6cm/高台径 約5.5cm

口辺に約4cmの共直しがあり、そこから高台に掛けて12cmのニュウがあります。状態は写真でご確認ください。

現在のイラン北東部はヨーロッパとアジアを結ぶ地域として発展しました。 11世紀、セルジューク朝のベグが、この地に宮殿を建設し、チンギス・ハーンに滅ぼされるまで隆盛を極めます。本品はニーシャープールが栄えていた頃に作られた鉄釉の幾何学文鉢。 ペルシャ陶は青釉や三彩が有名ですが、このようにシンプルなデザインの作品は珍品です。日常雑器として製作された鉢。ヨーロッパの十字軍の後期遠征が行われていた時代の作品です。中世陶の雰囲気をお楽しみください。















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