李朝 会寧 鉄釉 丸壺
(李朝時代中期 17世紀後半) 商品番号 2098 高さ 約20.5cm/胴径 約22cm 口辺に約8cmと6cmの直し、高台から約6cmのニュウがあります。水が漏れますので、花器として使われる場合はオトシをご使用ください。状態は写真でご確認ください。 会寧焼は中国の鈞窯の流れを汲む北朝鮮咸鏡北道会寧で生産された陶器です。日本の唐津焼は会寧周辺から渡ってきた陶工たちによって作られたと考えられています。本品は肩部に段線の入った鉄釉丸壺。土を見ると会寧と唐津焼の類似を感じることができます。これに海鼠釉薬でも掛かっていたら斑唐津。箱がついているので前所有者は高額で購入したのでしょう。李朝でも珍品の古美術的風格を持つ作品です。 | ||
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