赤穂焼 茶碗
(20世紀初頭 大正時代)

商品番号 2021
送料込み 7,000円

口径 約13cm/高さ 約7.5cm/高台径 約4.5cm

経年の汚れがつき、口辺に1か所、5mmの直しがあります。状態は写真でご確認ください。

赤穂焼は嘉永元年(1848年)、大島九郎次(号、黄谷)が兵庫県赤穂市で開きた窯です。雲火焼と呼ばれる独特の焼物を世に送り出し、評判となりました。本作は、それより後年、赤穂坂越村で育った前賀蓼城(1864年〜1924年)が作ったと考えられる茶碗。前賀蓼城は大島に陶芸を学んだ後、余技で陶芸作品を作った風流人で、師匠の作風とは全く違った渋めの作品を残しています。他にはない独特の雰囲気がある、個性的な茶碗です。













参考写真「平凡社 日本やきもの集成9 山陰」


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