入沢焼 鉄釉 甕
(明治時代 19世紀後半) 商品番号 1995 高さ 約22cm/胴径 約19.5cm 口辺から約3cmと10cmのニュウがあります。状態は写真でご確認ください。 入沢焼は明治7年(1874年)、長野県佐久郡臼田町入沢に加藤甚兵衛が開いた窯です。加藤甚兵衛は岐阜県多治見市から、この地に移り住み、地元の土を使い、大正時代末期まで窯業に携わりました。製作された作品は美濃系の流れを汲む黒釉の日常雑器で、中には一石以上入る大きな水甕等も作っています。本品は明治時代に作られた蓋付きの甕。蓋が欠損していますが、入沢焼の感じがよく出ています。地元の人でないと、入沢焼だとはわからないでしょう。国焼ファンにお勧めします。 | ||
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