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上野焼 辰砂 緑釉 いっちん 徳利
(江戸時代後期 18世紀後半) 商品番号 1949 高さ 約19cm/胴径 約16cm 胴部から底部にヒビ直しがあり、若干の水漏れがあります。花を活ける際は養生してご使用ください。状態は写真でご確認ください。 上野焼は17世紀初め、細川忠興の藩命によって豊前(福岡県)に開かれた窯です。細川家が肥後に転封した後、上野焼は皿山本窯を残し、小笠原藩の御用窯として活動を続けました。本品は18世紀後半に作られたお預け徳利。緑釉のいっちんが胴部に施され、口辺の釉薬が辰砂に窯変しています。形が下膨れなので西洋ガラスのワインボトルを意識して造形されたのかもしれません。和洋折衷の独特の美意識が表現されています。和製アールヌーボーの極みと言える面白い作品です。観賞用としてお楽しみください。 | ||
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