李朝 御本手 鉢
(李朝時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1870
送料込み 10,000円

口径 約19.8cm/高さ 約10.5cm/高台径 約9cm

口辺からヒビが入り、胴部に直し、底部に釉ハゲがあります。状態は写真でご確認ください。

「御本手」とは、日本が李朝に注文して作ってもらった陶器の一種です。陶器の表目に赤と白の斑点が出る特徴があり、萩焼などは御本作品を真似て作っています。本品は釜山窯周辺で作られたと考えられる、見込みに御本らしい景色が出ている鉢。御本手の作品は茶碗が多いのですが、本品は珍しく日常雑器として創作されています。なかなか日本の古美術市場では出会うことのできない珍品です。李朝と日本の感性が混ざり合って出来上がった作品と言えるでしょう。李朝の料理を盛ってお楽しみください。
















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