能野焼 四耳壷
(明治時代後期 20世紀初頭)

商品番号 1800
ご売約、ありがとうございました

高さ 約34cm/胴径 約33cm
口径 約14cm/高台径 約15cm

耳の一ヵ所に直し、経年の汚れや窯傷があります。花を生ける際はオトシをご使用ください。状態は写真でご確認ください。

能野焼(よきのやき)は、鹿児島県の種子島で江戸時代中期から明治35年まで活動していた窯です。素朴な焼き締め陶器として、一部の民窯マニアに人気があります。本品は明治時代後期、茶入れとして作られた四耳壷。種子島産の茶葉の栽培は明治42年始まるので、それに合わせて窯を復興させて作った作品と考えられます。高台を見ると貝目跡がついているので、苗代川焼(薩摩焼)の影響を受けて作られたのでしょう。薩摩焼や沖縄の焼物に似た、南国独特の雰囲気を持った作品です。インテリアや枝物を活ける花器としてお楽しみください。
























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