亀山焼 染付 長崎禅宗寺院 段重
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1755
送料込み 15,000円

高さ 約23.5cm/口径 約14.5cm×14cm

下から2段目のみ傷があります。口辺から約17cmのニュウが入り、約2cmのソゲと8cmの焼継ぎ直しがあります。そのほか3段と蓋は、窯傷や経年の汚れはありますが良い状態です。状態は写真でご確認ください。

亀山焼は長崎奉行の支援で、1804年、長崎に開かれた窯です。陶土は天草土、呉須は奉行所の援助もあり、唐船舶載の最高のものを使用し、中国文化の影響を受けて異国所緒のある作品を多数、作っています。本品は長崎にある黄檗宗の寺院、崇福寺の楼門や興福寺の本堂が描かれた段重。1段に傷があり状態が良くないのですが、長崎や亀山焼の歴史を知ることのできり貴重な段重です。食器というよりも、博物館などに展示されそうな資料的価値が高い作品です。































参考写真「黄檗宗 崇福寺 山門」


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