李朝 白磁 柔らか手 鉢
(李朝時代中期 16世紀後半)

商品番号 1585
ご売約、ありがとうございました

口径 約18cm/高さ 約10.7cm/高台径 約7.5cm
保存箱付き

口辺に約5oの直し、1.5cmのニュウ、若干の釉ハゲ、見込みにすり傷や窯傷があります。状態は写真でご確認ください。

14世紀末、李氏朝鮮が高麗を倒すと国の色を明に倣って白としました。その時期から李朝では白磁が生産されるようになります。本品は李朝時代前期、日本でいうと室町時代末期に作られた鉢。磁器というよりも陶器質でマットな白磁です。使用後の雨漏りが少し出ている、雰囲気のある情緒的な作品です。李朝の白磁の良さを体現した作品と言えるでしょう。
















肉眼ではわかりずらいですが、口辺から約1cmのニュウがあります(矢印の箇所)
左部の黒く見える複数の筋はすり傷です


口辺外側に5mm程度の直しがあります


約5mmの直しと外側は約1.5cmのニュウ傷


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