李朝 墨壺
(李朝時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1370
ご売約、ありがとうございました

高さ 約6.5cm/横幅 約16cm
全体の奥行 約11cm/本体の奥行 約6cm

約1.5cmの穴が開き、経年の汚れがついています。状態は写真でご確認ください。

まっすぐな木が少ない李朝では王族や両班の家を建てる時にだけ、正確な測定をするために墨壺を使います。 大工の親方たちは徒弟の技量を高めるために、弟子自身に墨壺を作らせたと言われています。李朝の大工たちが作った墨壺は独創性に富み、個性的です。 本品は装飾性を排除したシンプルな墨壺。アクセントをつけるために線彫りが施されていますが、それも独特なデザインです。 自然発生的な感性が李朝作品の面白さでしょう。見ているだけで美意識を感じます。















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