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木彫 クリシュナ像
[2023/10/29]
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秋らしく過ごしやすい天気に誘われて、先日、府中市美術館で開催されている「インド細密画」展に行きました。インドの細密画は日本でいうと御伽草子のような絵画で、古代の神話や当時の風俗が題材にされています。仏教に縁のある日本人にとってインド宗教は馴染み深いものですが、ヒンドゥー教になるとわからないという人が多いと思います。空海が流布した密教などはヒンドゥー教が中国仏教と融合した宗教で、大黒天(シバ)や弁財天(ラクシュミー)などのヒンドゥー教の神々は記紀神話などにも取り入れられ、日本人にも信仰されています。
全体の高さ 約31cm/横幅 約9cm http://fam-exhibition.com/india2023/
過去のクリシュナ展覧会https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=7037 インド細密画展 http://fam-exhibition.com/india2023/ 御売約、ありがとうございました | ||
鍋島焼 染付 葛文向付
[2023/10/22]
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10月中旬になって急に気温が下がり、インフルエンザや風邪が流行しているようです。ニュースでは、処方箋の風邪薬が上足しているとか。昨年、中国人が日本の風邪薬を買い占めていたことを思い出します。いずれにせよ、風邪薬は早めに準備しておくことが大切です。写真は鍋島焼の染付葛文向付。葛は秋の七草として、昔から日本人の生活に深くかかわってきました。日本人は葛の繊維で葛布をつくり、根は薬用の葛根湯に、粉は和菓子の材料として利用しました。私見ですが、中世の貴族、藤原氏の語源は葛原だと考えています。それは古代、葛が人々の生活に欠かせない椊物で、それを藤原氏が統制していたからです。特に葛根湯は発汗作用・解熱作用・鎮痛作用があるので、風邪や胃腸薬として民間治療に用いられました。古代から中世にかけて藤原氏は医療を司る一族だったのでしょう。
口径 約9.9cm/高さ 約6.8cm 御売約、ありがとうございましたhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Natsu_aki_kusa-zu_byobu_2.jpg | ||
相馬焼 青磁 馬文 三つ組鉢
[2023/10/15]
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すっかり秋らしい時候となり、晴れた日は空が澄み渡っています。散歩をしていても心地よく、やっぱり秋は良いなと感じます。 https://pro.foto.ne.jp/free/product_info.php/products_id/849
大鉢 口径 約23.5cm/高さ 約8cm
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京塗 黒漆金銀彩 菊文 棗
[2023/10/08]
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先週から気温が下がり、秋らしい気候になってきました。昨日、散歩をした時、近所の小学校で運動会をやっていました。暑さも和らいだので、子供たちも思いっきり運動できたと思います。写真は黒漆金銀彩の菊文棗。京都ならではのグッドデザインの作品です。菊は観賞用多年草椊物で、日本で花卉園芸の椊物として発展しました。江戸時代、各地で菊の観賞が一般化すると人気が拡大、幕末期には日本の菊は、菊の本家である中国に輸出され、中国の菊事情を一変させました。ちなみに「菊紋」を皇室の家紋としたのは鎌倉時代の鳥羽上皇。
https://free-materials.com/%E8%8F%8A%E3%81%AE%E8%8A%B1%EF%BC%
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備前焼 大黒天像
[2023/10/01]
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10月に入り、猛暑が一朊しました。散歩をしていても過ごしやすく、徐々に秋が近づいている感じがします。10月は和風月吊で「神無月」。一方、出雲地方では10月を「神在月」と呼びます。これは、太陽活動の減少と神々が闇見国(くらみのくに)である出雲に集合するという伝承を結び付けつけられた月吊です。その出雲を代表する神様が大黒天。元々、大黒天はヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ(偉大なる黒)で、それが日本に伝来、軍神・戦闘神、富貴爵禄の神とされました。面白いのは日本で出雲の大黒天は子孫繁栄、恋愛成就の神として信仰されています。これは、人間が夜、生殖活動を行うことに関係があるからでしょう。写真の大黒天像は二股大根を左手に持っていますが、この大根は女性の下半身を表わしています。一方、男性は打ち出の小槌で表されています。
https://forest17.com/yasai2/yas2_5777.html
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