blog 2017年11月 |
越前焼 お歯黒壺
[2017/11/26]
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11月下旬になると秋も深まり、公園の木々も色づき、枯葉が道の上でカサコソと音を立てて風に舞っています。
秋から冬にかけて、古美術品では染付磁器やガラスよりも、陶磁器や漆器が恋しい季節となります。
写真の越前焼お歯黒壺などは見ていると温かみを感じ、そこに紅葉の一枝を投げ入れると一層、季節感を感じることができるでしょう。
古美術品との付き合いは、別の角度から見ると季節とつき合うことなのかもしれません。 高さ 約11.5cm/胴径 約13cm 御売約、ありがとうございました |
白薩摩 天目茶碗
[2017/11/19]
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先週、北海度や東北に寒波が押し寄せ、たくさんの雪が降りました。東京でも12月中旬の気候になり、寒い日が続いています。
木枯らしが吹いた土曜日の朝の冷え込みは、天気予報の温度よりも体感温度が低い感じがしました。皆様、風邪などひかないように保温、給水を十分に行ってください。 口径 約12cm/高さ 約6.5cm/天目台に乗せた高さ 約13.5cm 御売約、ありがとうございました |
山口硯閑 井の頭風景
[2017/11/12]
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この作品をいつ購入したか、まったく記憶がないのですが、題材が「井の頭」なので購入したことは間違いないようです。 私が初めて井の頭公園に行ったのは1979年、大学生の時。 1975年に中村雅俊のテレビドラマ「俺たちの旅」の舞台が吉祥寺だったので、そのドラマのファンだった私は聖地に行くような気持ちで井の頭公園に行ったことを覚えています。 東京には「井の頭公園でデートをすると、園内にある弁財天に嫉妬されて、恋人はわかれる運命にある」という都市伝説がありますが、本当なのかな。 私にとって井の頭公園はデートスポットを言うより散歩道。 あの頃の井之頭公園は静かでよかったのですが、現在、吉祥寺は「日本で一番済みたい街NO1」になって人だらけの雑然とした街になりました。 本作を見ると、若い頃、私が行っていた当時よりもずっと静かな井の頭池が描かれています。 吉祥寺に限らず、東京の町の変容ぶりは急速で、「あの頃は良かったな」と思う自分は確実に歳を取っているのでしょう。 時代によって人も街の思い出も変わりますが、変わらないのは骨董品だけ。 ちなみに11月末、井の頭公園、秋色に色づいて綺麗です。雨上がりの日などは、紅葉で目が覚めるような景色が出現します。機会があれば、1度、訪れてみてください。
額サイズ 縦横 約52cm×65cm |
第42回・骨董講座「心理学的に 骨董病とは何か」が終了しました。
[2017/11/04]
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「古美術と社会学」の2回目、「骨董病とは何か」が終了しました。 骨董講座の内容はこちらからこちらから 骨董講座に興味のある方はこちらから |