blog   2014年1月

東京国際キルトフェスティバル
[2014/01/26]

東京国際キルトフェスティバルが、1月23日(木)から1月29日(水)まで東京ドームで開催されています。今回のフェスティバルの特別展は、「斎藤瑤子 キルトでつむぐムーミン物語」と、「黒羽志寿子の全仕事」、二人とも日本を代表するキルト作家です。
ところで、後者の黒羽先生は私が「東京のお母ちゃん」と呼んでいる人です。実母も妻の母も黒羽先生と同い年なので、いつしか「お母ちゃん」と思うようになってしまいました(ちなみに、妻の母は黒羽先生の生徒で、今回、「全仕事」を見るために広島から東京に出てきました)。 「全仕事」には黒羽先生の代表作である「宇宙U」、「流水」の他、特別展のために製作された大作「宙の華」などが展示されています。布との出会いができる絶好の機会なので、是非、「キルトフェスティバル」にお出かけください。


佐伯春虹 節分童子図
[2014/01/20]

お正月が終わり、普段通りの生活が戻ってきました。それと同時に日本を寒波が覆い、本格的な冬がやってきた感じです。
写真は佐伯春虹(1909〜1942年)の「節分童子図」。佐伯春虹は将来を嘱望された才能のある画家でしたが、惜しいことに33歳の若さで亡くなります。佐伯は無名だったのですが2006年、六本木ヒルズ美術館で開催された「東京−ベルリン/ベルリン−東京展」に出品した「茶苑」で再び脚光を浴びました。
「節分童子図」を見ると、暖房施設の整っていない時代、子供たちが厚着をして保温をしていたことがわかります。私の子供時代もこのように厚着をしていたような…。この絵を見ていると、子供の仕草や表情をとらえた佐伯春虹の豊かな目を感じ、さすがだなと思います。
これから節分にかけて寒さが増すでしょう。皆様、うがい、手洗い、加湿を心がけて、風邪には十分ご注意ください。

御売約、ありがとうございました


大村雪乃展の御案内
[2014/01/19]

先日、行われた骨董講座スペシャル対談を受講してくれた大村雪乃さんの個展が南青山で開かれます。
大村さんは1988年中国生まれ、2013年、多摩美術大学油絵科卒業の作家で、市販の文房具シールを使って夜景などを表現し、東京ミッドタウンアワード(2012年)でオーディエンス賞も受賞しています。1月24日(金)には作家を交えたレセプションが行われます。美しい作品なので、皆様、お誘い合わせのうえお出かけください。

2014年1月23日(木)〜26日(日)12:00〜20:00(最終日19:00)
オープニング・レセプション 1月24日(金)16:00〜20:00

Valveat81 Gallery 2F
東京都港区南青山4−21−26 2F
(東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線、表参道駅A4/A5出口より徒歩5分)


「骨董講座 年始スペシャル対談」が終了しました
[2014/01/12]

2014年1月11日(土)、ゲストに秋山眞人さんを迎えて、「シンボルと吉祥」について対談を行いました。骨董講座で最初の対談企画でしたが、皆さまに楽しんでいただけたと思います。
骨董講座の内容は「古代人の精神活動」、「文字と王権の発生」、「近世・ルネッサンスのシンボル」、「現代のシンボル」でした。興味のある方はホームページ「骨董講座」をご覧ください。
次回は「朝鮮半島の文化と陶磁器」がテーマで、2月第1週・2週の土曜日に開催いたします。皆さまのご参加、お待ちしております。
詳しくは「お知らせ」で。


商品販売
[2014/01/10]

1月7日(火)からホームページに「商品販売」の欄を設け、商品の紹介を始めました。欄のアップと同時に多数のお客様から商品購入の問い合わせがありました。商品をご購入いただいたお客様には、この場でお礼を申し上げます。ありがとうございました。
毎週末(土曜日前後)、週ごとに新しい商品を紹介したいと考えております。第1週は「季節物」、第2週は「気軽な骨董」、第3・4集は「新着商品」です。
これから多くの商品をアップしますので、仙遊洞が選んだ商品をお楽しみください。


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