鉄 神像(室町時代中期 16世紀前半)

商品番号 0960
ご売約、ありがとうございました

台座込み 全体高さ 約21.3cm/台座の縦横 約7cm角
本体の高さ 約17.7cm

鉄なので経年のサビが出て、本来の造形から朽ちかけています。台座と本体は取り外し可能なゼリー状のミュージアムジェルを使用して固定しています。状態は写真でご確認ください。

日本で鉄の神と言えば「金屋子神」です。出雲から東鉄が生産される東国に広がり、広く信仰されました。 神像が製作されるまで、神社には隕鉄が祀られていたという言い伝えもあります。 本品は東国で作られたと考えられる「神像(金屋子神)」、神道が一般的に普及した室町時代の作と考えられます。 中世古代の鉄の産地であるエジプトの神像にも似ており、造形的に古格があります。 仏像とは違った民間信仰の一面を感じさせてくれる神像です。民俗美術の対象としてお楽しみください。






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