伊万里焼 てっせん唐草文 向付5客(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 0944
ご売約、ありがとうございました

口径 約9cm/高さ 約6.5cm/高台径5cm

個体差、窯傷、1客に釉薬の流れがあります。状態は写真でご確認ください。

てっせん(クレマチス)は17世紀後半、中国から日本に輸入された多年草の植物です。花は白く、4センチほどのがく片が6つあります。ヨーロッパには18世紀後半に紹介されます。本品はてっせんと唐草を合わせて描いたデザインの向付。ハカマ部分に元禄伊万里の様式を使ってあるので、オランダ人が有田に特注して作らせたものかもしれません。てっせんの花の開花期は5月〜10月。夏向きのデザインなので、冷菜などを入れてお楽しみください。









↑1客、胴中央部に窯傷があります

↑1客、釉薬に流れがあります

↑1客、呉須の発色が若干黒味を帯びています


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