有田焼 色絵 すみれ文 扇皿5枚(明治時代 19世紀後半)

商品番号 0891
ご売約、ありがとうございました

縦横 約12.5cm×20.5cm/高さ 約4cm

完品ですが、個体差、焼成時の窯傷等があります。状態は写真でご確認ください。
参考写真の物は付属しません。

明治時代になると有田焼は藩の保護を失い窯業自体が衰退します。それを復興させたのが深川栄左ヱ門や富永源六たちです。本品は香蘭社風の絵付けがされた扇皿。絵付けは香蘭社風ですが、どこか雑器っぽさを残したカジュアルな作品。明治時代の皿は一般的に派手で絵付けが濃い感じのものが多いのですが、本品はそのような作品と比べるとさっぱりしています。鍋島の絵付け、平戸焼の造形の影響を受けたとも考えられる愛らしい雑器です。普段使いの皿をしてお楽しみください。

参考写真


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