渡辺小華 水墨 花図 軸 (明治時代初期 19世紀中頃)
商品番号 0862 本紙サイズ 縦横 約143cm×49cm 経年の汚れ、小さなスレがありますが、状態は良い軸です。写真でご確認ください。 渡辺小華(1835年〜1887年)は三河田原藩士・渡辺崋山の次男です。少年の時、父・崋山は蛮社の獄で自害し、小華は崋山門下の椿椿山の弟子となり画業を始めました。その後、家督を継ぎ、田原藩の参事として活躍しますが、明治時代になると画家して大成しました。本品は明治時代に入って描かれた、花鳥画の名手だった小華の魅力が存分に出ている水墨の花図。繊細なタッチで描かれた、品格を感じさせてくれる作品です。近世から近代に移行する時代の日本画をお楽しみください。 | ||
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