須恵器 壺 (平安時代後期 11世紀〜12世紀)

商品番号 0821
ご売約、ありがとうございました

高さ 約18.5cm〜19.5cm/胴径 約16cm/口径 約18.5cm〜19.5cm

口辺の欠損、一部補修、胴底部の傷から水漏れの跡、全体的に発掘時の土が付着しています。花を生ける際は”おとし”をご使用ください。状態は写真でご確認ください。

口辺や首の造形から11世紀〜12世紀にかけて作られた須恵器だと考えられます。 産地は不明ですが、土の感じや唐津周辺から出土する須恵器に似ていることから、唐津の土を使って作られた壺だと推定できます。 須恵器と中世陶器の中間に位置する作品で、古代の感じが残っています。この時代の須恵器は遺品が少ないので貴重。 常滑焼や瀬戸焼などの中世陶器は違う雰囲気を持っています。桃山時代の唐津焼につながっていくと考えると面白いですね。











参考写真「平凡社 日本やきもの集成 九州U」


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