灰陶 有蓋鼎 (戦国〜前漢時代)

商品番号 0768
ご売約、ありがとうございました

蓋込みの高さ 約11.5p/本体の高さ 約8p/胴径 約13.5p
保存箱付き

発掘品の為、土の付着、窯傷、耳に直しがあります。状態は写真でご確認ください。

古代中国では、多種多様な三足の土器を作っています。 古くは新石器時代(B.C.5400年頃)より見られ、地域や時代にかかわらず、自然界には存在しない三本足を有するもの作り続けています(「3」は中国人にとって安定の数字です)。
本品は青銅の鼎を陶器で再現した、小ぶりで繊細な明器。中国の粘土は粒子が細かく、硬質に焼き上がることから、細部にわたり青銅器を忠実に写すことが可能です。 今まで30年間、多くの土器を扱いましたが、この手のものは数がなく、珍しいタイプの作品です。 時代の雰囲気を持つ、中国特有の古代世界をお楽しみください。











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