李朝 堅手茶碗 (李朝時代 18世紀)

商品番号 0750
ご売約、ありがとうございました

口径 約14.5cm〜15cm/高さ 約7.2〜7.6cm
高台径 約5.2cm

四つに割れた後、漆で接着しています。口辺より2cmから4cmのニュウが6本あり、経年による汚れが付いていますが、それが味わいとなっている茶碗です。状態は写真でご確認ください。

日本人が選んだ高麗茶碗の中には十字に割れた茶碗があります。それを見ていると、隠れキリシタンが意識的に十字に割ったのかと想像できます。茶碗を割ることは古田織部が始めたのですが、後世も続けられていたのでしょう。本品は枇杷色をした品の良い堅手茶碗で、見込みの淵の茶渋と、漆直しの線が表情となっています。パウル・クレーの絵のようにも見える、茶映りの良い茶碗です。











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