伊万里焼 染付 唐獅子牡丹文 七寸皿 (江戸時代 18世紀後半)

商品番号 0744

ご売約、ありがとうございました

口径 約20.5p/高さ 約2.8p/高台径 約14.3p

完品ですが、若干の使用傷はあります。状態は写真でご確認ください。

獅子と牡丹の組み合わせには、今回、茶道具として出品しました「竹虎文 大火入」と同じ意味があります。百獣の王である獅子が、唯一恐れているのが自身の中にいる寄生虫。 この虫が牡丹の花の夜露にあたると死ぬことから、獅子は夜、牡丹の木の下で眠りに就くと言われています。 「獅子身中の虫」という仏教用語も、そのような状況から派生しました。裏切られる恐れを持つものほど、心から安心できる信頼関係が必要なのでしょう。 本品の獅子は、牡丹の花を眺めながら、無邪気な顔でのびのびと、楽しそうに飛び跳ねています。食器、または絵皿としてお楽しみ下さい。




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