李朝木工 馬の目 盒子 (李朝後期 19世紀後半)

商品番号 0694
ご売約、ありがとうございました

蓋迄の高さ 約8.5cm/横幅 約12.5cm
口径 約10cm/高台径 約6cm

経年の傷み、本体の口辺部に数か所の欠け、漆のハゲがあります。状態は写真でご確認ください。

李朝後期、日本の影響を受けて盒子や台鉢など、轆轤引きの作品が登場します。本品は李朝寺院で使われた盒子で、薬が入れられていたと考えられます。 蓋の側面には、日本で言う「馬の目」、渦巻き模様が描かれています。多分、李朝の木工職人が日本の瀬戸焼・馬の目皿を見て、このデザインを思いついたのでしょう。 もともと、渦巻き模様は漢時代に使用されたデザインなので、本品も古風な感じがします。 東洋史を凝縮したような存在感があります。観賞用、花器としてお楽しみください。








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