丹波 四耳壺 (江戸時代前期 17世紀)
商品番号 3144 高さ 約36cm/胴径 約30.5cm/口径 約10.5cm/底径 約13cm 口辺に5cmの直しが1か所、耳に2か所の直し、胴の一部にカセ、底から胴底部にかけてニュウがあり水が漏れます。花器として使用する際はおとしをご使用ください。状態は写真でご確認ください。 丹波焼は兵庫県今田町周辺で生産された六古窯の一つです。1620年代、小堀遠州の指導により茶道具が制作され、「遠州丹波」と称されました。本品は茶壺として作られた四耳壺。 野々村仁清作、重要文化財の「色絵芥子文茶壺」と同じ輪郭で、丹波壺の中でも珍しい器形をしています。 特異な形から、仁清と親交の深かった遠州の指導の下で制作されたと推測できます。流れるような釉調が美しい上品な壺です。鑑賞や花器としてお楽しみください。 | ||
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