伊万里焼 染付 網漁図 向付
(江戸時代中期 寛政 18世紀後半)

商品番号 3126
ご売約、ありがとうございました

口径 約8.6cm角/高さ 約5.5cm/高台径 約4.3cm

窯傷がありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

18世紀後半、有田では清朝やオランダ文化の影響を受けて新しいデザインの作品が製作されました。このような作品は北前船で運ばれ、各地の人々に新しい文化様式に触れられる機会を与えました。本品は胴部に網漁の様子と口辺に魚がデザインされた染付の向付。漁を行う風景の上に海底を悠々と泳ぐ魚をユーモラスに描いています。丁寧に細かく絵付けされた作品です。小さな作品の中にも技巧を凝らす日本人陶工の優秀さを感じることができます。鑑賞にも耐えうる美しい向付。食器として使っても楽しいでしょう。




















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