村岡焼 中高窯 織部写 徳利
(明治時代 19世紀後半) 商品番号 3118
高さ 約21.5cm/胴径 約11cm 経年の汚れや窯傷があります。割れや欠けはありませんが、下部よりジワリと水が漏れます。状態は写真でご確認ください。 村岡焼は明治9年(1897年)、新潟県北蒲原郡村岡村に開かれた窯です。明治33年(1900年)、中高重雄が新しい窯を開くと織部風の作品を製作するようになります。本品は中高窯で製作された織部写しの徳利。胴部に村岡焼の特徴である緑釉にピンク色が表れています。丁寧に作られた好感の持てる作品。古美術市場にほとんど出ることのない珍品です。国焼ファンにお勧めの一品ですので、鑑賞陶器としてお楽しみください。 | ||
参考写真 「平凡社 日本やきもの集成2 東海甲信越」 |