平佐焼 色絵 牡丹文 2合徳利
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 3093
高さ 約19.5cm/胴径 約6.5cm 割れや欠けはありませんが、葉の部分に2カ所釉ハゲの直しがあります。状態は写真でご確認ください。 平佐焼は江戸時代、現在の鹿児島県川内市辰町で製作された磁器です。1780年に藩の御用窯として開かれ、肥前から来た陶工が天草陶石を使って良品を生産しました。1941年廃窯。本品は白い地肌の上に色絵で牡丹文を描いた珍しい平佐焼の徳利。白磁や絵付け、個性的な造形から本作が平佐焼であることが鑑定できます。江戸時代、磁器の徳利は高級品だったので本作も上層階級の人が使用していた徳利でしょう。軽やかさのある美しい作品です。2合入ります。ハレの日の酒器としてお楽しみください。 | ||
参考写真 |