唐 褐釉 壺
(唐時代 7世紀前半)

商品番号 3040
送料込み 25,000円

高さ 約31cm/胴径 約21cm
口径 約10.7cm/高台径 約11cm

発掘品のため土が付着し、胴部から底に掛けてニュウの補修、口辺裏に約1cmの欠け、胴部に約1.5cmの釉ハゲがあります。状態は写真でご確認ください。

隋の後を継いだ唐時代(618年〜907年)になると政治が安定、7世紀に「貞観の治」と呼ばれる政治が行われ、唐は国として最盛期を迎えました。首都長安には西域から外国文化が流入、それらを融合させた唐文化は周辺国にも大きな影響を与えたようです。本品は土質から中国陜西省のある耀州窯で製作されたと考えられる褐釉の壺。縦長のタイプの壺なので7世紀前半の作だと鑑定できます。耀州窯では褐釉の他、同じ造形で白磁、三彩などが焼かれています。日本でいうと聖徳太子の時代。古代ロマンを感じることのできる作品です。












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