鉄釉 四耳壺
(カンボジア 17世紀)

商品番号 3013
送料込み 15,000円

高さ 約39cm/胴径 約34cm
口径 約16cm/高台径 約16cm

経年の汚れがつき、全体的に小さな窯傷があります。水漏れはチェックしていませんので花器として使用する場合は落としをご使用ください。状態は写真でご確認ください。

クメール王朝時代、繁栄を誇ったカンボジアは15世紀前半、シャムの侵攻によって国が混乱します。その時代から19世紀頃までカンボジアの歴史は長い混乱期となりました。本品は呂宋助左衛門が通商を開始した1607年前後(ロンヴェク朝〜ウドン朝)に製作された鉄釉の四耳壺。この時期、多くの日本人が東南アジアに進出、日本人町を作って生活していました。末尾に掲載した参考写真を見ると、本作のような造形がアジアで流行していたことがわかります。単色なのでシックでエキゾチックな作品です。インテリア、枝花を生ける花器としてお楽しみください。









参考写真
「平凡社 日本やきもの集成2 東海甲信越」


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